JR乗りつぶし旅行～吾妻線～

昨日は，久米島の記事作成で一日パソコンにかじりついてました。
さすがに，２日連続で部屋にこもるのは辛い！というわけで，今日は乗り鉄の旅にお出かけ。ついでに散歩もしたいなというわけで，選んだのは吾妻線の乗りつぶしです。

そもそも，思い付いたきっかけはこのきっぷ。前にも記事に書きましたが，群馬県内のJR線が一日乗り放題で\1,500という破格のお値段。こりゃー，吾妻線の乗りつぶしにはもってこいのきっぷですな。

というわけで，旅の始まりは群馬県の入り口桐生駅から。ここから両毛線で新前橋へと向かいます。

JR両毛線　桐生(13:27)→新前橋(14:05)
列車番号452M　115系1000番台電車

やってきたのはこちらの車両。両毛線では徐々に211系にとって代わられつつある115系1000番台です。今日は高校の入試説明会でもあったのか，制服姿の中学生で混雑していました。ボックスシートには座れなかったので，ドア横の2人掛けでおにぎりの昼食を平らげます。

30分ほどで新前橋駅に到着。

下りホームに行くと，うまい具合に吾妻線直通電車がくるみたいです。

JR吾妻線　新前橋(14：13)→万座・鹿沢口(15:44)
列車番号537M　115系1000番台電車

やってきたのはこちら。またもや115系です。ただ，3両編成なので車内はかなりの混雑でした。

新前橋から渋川までは上越線です。15分ほどで到着。ここでかなりの人が降りていったので，ボックスシート１マスを占拠できました♪

渋川からは，吾妻川沿いに山へと向かっていきます。金島駅付近で上越新幹線の高架をくぐりました。
中之条駅でほとんどの人が降りてくれて静かになるな～と思ったら，入れ替わりに乗ってきたのは幼稚園児の集団。これがすさまじく喧しくて，たまらず離れた席に避難。斜向かいの女性（←きれいな人だったなぁ～）と顔を見合わせて苦笑したほどです。結局，彼らは終点までご一緒する羽目になりました…

郷原駅では上り特急電車と待ち合わせ。実は，ここまでは一度来たことがあります。

目的はこちら。岩櫃山にある岩櫃城跡でした。真田氏の居城として有名なんです。ただし，ココに上るには鎖場をよじ登って行かなきゃいけないので結構大変でした…
この辺からはひたすら川沿いに急勾配をのぼっていく感じです。渋川から約50kmを1時間20分ほどかけて，終点の万座鹿沢口駅に到着。

吾妻線はお隣の大前駅が終着駅ですが，この電車は一つ手前の万座鹿沢口止まり。大前駅まで行く電車はこのあと１時間も後です。どうしようかな～

出した結論は「歩いちゃえ！」
というわけで，いざいざと駅の外へ。

こんな感じの国道をひたすら上っていきます。
さすがに標高が800mを超えているだけあって，気温は30℃に届くか届かないかという程度。日差しだけは全国共通なので日なたはかなり暑いですが，木陰に入ると吾妻川からの川風や山林を吹き下ろしてくる風がとっても涼しくて気持ちいい！

歩くこと40分ほどで大前駅に到着です。

駅はこんな感じ。もちろん無人駅です。

ホームの先端よりちょっと先で線路が終わってますね。Wikipediaの記事によれば，長野県内で信越本線と合流させる予定だったところ，この辺の地熱が高くてトンネルが掘れずにここまでになったんだとか。

ホームの片隅には，なぜかこけしのようなアベック地蔵様が。

時刻表を見ると，帰りの電車までは50分ほどあります。せっかくなので周りをお散歩してみましょう。

ホームの周りでは，コスモスが咲き出してました。一足早く，秋の気配ですね。

駅のすぐ脇には吾妻川にかかる橋があり，そのたもとから河原に降りられるようです。

お散歩で腕がかなり日焼けしたので，川の水に浸して冷やしました。冷たくて気持ちいい！

河原ではミヤマカラスアゲハ(Papilio maackii)が水飲み中でした。このオスはなぜか水に集まる習性があると聞きましたが，そのとおりですね。

JR吾妻線　大前(17:18)→新前橋(18:48)
列車番号542M　107系電車

JR両毛線　新前橋(18:51)→桐生(19:34)
列車番号477M　107系電車

駅に戻ると折り返しの上り電車が到着してました。駅の周りには同業者（＝鉄っちゃん）がウロウロ。というか，同業者しかいません！わかりやすいなぁ～
それじゃ，帰るとしましょうか。