沖縄にて12 その4

Point:ホーシュー,ドリームホール,ナカユクイ(沖縄本島・万座)

2018年07月25日  気温33℃ 水温29℃ 透明度15m~20m

さて3日目。当初の予定では読谷漁港からのボートダイビングだったのですが、昨日の朝に船長さんへ電話したところ、台風の影響で未だボートを出せないとのことでした。そこでガイドさんと相談の結果、5月のリベンジを賭けて万座ボートを選択。
 そして朝。万座の瀬良垣漁港へ着いてみると、見事に凪。ここのボートダイビングは乗り合いなのでポイントリクエストは必ずしも通らないのですが、我々同様にサメ狙いのショップさんもいたようで1本目はホーシューへ行けることになりました♪

万座ボートのイチバンのウリは、この水の青さだと思います。漁港の外はいきなり外洋なので、水はいつ来ても青くて澄んでます。中層でふわふわしているだけでシアワセになれますねー。

サメ待ちポイントに到着。ちなみに通常のホーシューのアンカーリングポイントと少し離れているので、手前で落としてもらいました。ボートダイビングってとっても楽チンです♪
 あとは、ここでサメさんが来るのを待つのですが・・・

20分くらい経って、他ショップのガイドさんが「今日はお留守みたい・・・」なんてスレートに書き始めたころ、とつぜん沖合から1mくらいのサメさんが登場!条件反射で飛び出しちゃいましたー!!
 過去4回の来沖でハズしまくってた勢いと言いますか、ちょっと考えれば人力で追いかけても追いつけるハズもないんですけどね。もちろん後でガイドさんから大目玉を食らったのは言うまでもありません・・・

ワタシのミサイルダッシュによりサメさんは逃走。周りのジト視線を食らいながらしばらく待ってると、別のサメさんが再び登場。今度は飛び出さずにじっとガマンです。

サメさんの中では比較的大人しいと言われるカマストガリザメさん。とは言っても軽く1m overの巨体にメジロザメ科特有の筋肉隆々としたフォルムはすごい迫力です。カッコイイですねー

大満足でサメ待ち終了。のんびりと船に戻ります。
 アンカーリングポイントの近くにはホーシュー名物のハート穴。まあ野郎2匹で眺めても仕方ないのですがね(爆)

2本目はドリームホール。万座で人気No.1のポイントです。
 アンカーリングポイントの近くの竪穴を潜ると、-25mくらいでピカチューのような形の横穴が。キンメモドキの群れとともに、なかなか見応えのある光景です。

ピカチュー穴を抜けると、脇にあるヤギにはヤマブキスズメダイさんの幼魚たちが群れてました。

ドロップオフをしばらく流してから棚上へ。ここの棚には素晴らしい珊瑚礁が広がっています。

棚上で見かけたアカモンガラさん。キバが赤いのが名前の由来です。潮当たりの良い環境を好むので、沖縄でも見かける場所は限られてますね。

ブダイの仲間も多かったです。こちらはオオモンハゲブダイさんの雄ですね。

3本目はナカユクイ。一応癒し系の浅場ポイントなのですが、我々を含む一部の猛者(?)たちは途中でボートから途中下車。一気に-35mまで潜行します。
 水底で砂地にへばりついているダイバーたちの光景はなかなか笑えます☆

皆さんのお目当てはこちら。ナカモトイロワケハゼさんです。相変わらずのかわいらしさ満点ですね。

ビンの口に生えたヒドラでかくれんぼ♪

新しいキレイなビンだと中が丸見えです・・・

3本目なので、あまり長居はせずに浅場へ戻ります。
 途中の大きなナマコには、オドリカクレエビさんとアジアコショウダイさんの子供が付いてました。

この子、肉眼だと1cmあまりの糸くずにしか見えないのですが・・・デジカメって凄いですね。

砂地の藻場でふらふらしてたタテヤマベラさん。あまりベラらしくなく、近づいてもあからさまに逃げる感じじゃなく、ゆっくりと遠ざかる感じでした。

トウアカクマノミさんのコロニーには産みたて卵が。お母さんが必死で守ってました。

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