沖縄にて18(その2)

Point:牧港×3

2024年07月29日  気温33℃ 水温28℃ 透明度10~12m

 さて、今日から5日連続のダイビング。初日は5月以来のダイビングなので「のんびりビーチで」とリクエストしておいたところ、案内されたのは那覇市街地からクルマで20分ほどのところにある牧港。
 ココ、裏手にはドクターヘリの発着所なんかがある工業地区のフツーの海岸です。

 ダイバー設備どころか近くにはトイレもない海岸なのですが、こういうところで潜れちゃうのが沖縄ダイバーの「普通」。まあトイレならでっかい水洗便所が目の前にありますしね(笑)
 内地だとダイビングポイント以外で潜ったりしたらあっという間に密漁を疑われて大騒ぎされちゃうところですが、沖縄では米軍統治時代にアウトドア大好きな米軍さんが好き勝手に潜ってた伝統(?)のおかげでこういうスタイルが定着したっぽいです。今でも基地勤務の米兵さんは基地でタンクを借りて、残波岬の何もない断崖から潜ったりしてますからねぇ~
 たまに遭難してるみたいですけど。
 でも、ファンダイバーに混じって正真正銘の密猟者もいましてね。銛で突いたばかりのブダイを片手に堂々と歩いているヒトもいました。こーゆー奴らのために潜れなくなっちゃうと困るんですけど・・・

 市街地の海だからと侮るなかれ。潜ってみると、透明度こそイマイチながらもマクロネタはごろごろ。明日に備えて未だなれないマクロレンズの練習をしたいワタクシにはもってこいです。
 ブイのロープには500円玉サイズのかわいいノコギリハギ(Paraluteres prionurus)さんの子供たちが群れてました。

 同じロープに付いていたニシキフウライウオ(Solenostomus paradoxus)さん。美しい・・・

 沖にはナカモトイロワケハゼ(Lubricogobius dinah)さんもいらっしゃいます。水深20m足らずとカラダに優しい水深なのでじっくり撮れました。

 ウミウシ好きのガイドさんが砂地のグロなウミウシさんを見つけました。
 アカクセニアウミウシさん(Phyllodesmium kabiranum)とおっしゃるそうですが、この見た目と大きさ(5cm近くありました。)はさすがにグロい・・・

 グロいと言えば、この子も。手のひらサイズのキッカミノウミウシさん(Phyllodesmium magnum)
 せめて数cmくらいの大きさならキレイなんだろうけど・・・

 岩陰の、さらにガンガゼの棘の間に隠れていたのはコノハガニさん(Huenia heraldica)。緑色の綺麗な子でした。

 以前葉山でも見かけたアカハチハゼさん(Valenciennea strigata)
 さすがに本場沖縄のアカハチハゼさんは大きくて15cmくらいありました。

 普通種だけどとっても可愛いニセネッタイスズメダイさん(Pomacentrus amboinensis)がいたので思わずパチリ♪
 1cmちょっとの幼稚園児サイズでした。

 そこかしこで見かけるイシガキカエルウオさん(Ecsenius yaeyamaensis)ですが、遊び相手としてはとってもいい被写体です。
 あえて絞りをやや解放気味にしてパチリ。

 エントリー口近くの浅場に群れてるダンダラスズメダイさん(Dischistodus prosopotaenia)
 大人はダイバーを見かけると体当たりしてくる獰猛な子ですが、子供は撮られるのを嫌がって激しく逃げ回る・・・どちらもダイバー泣かせですね。

 クロスズメダイさん(Neoglyphidodon melas)の小学生サイズ。
 水中で見られるあの神秘的な美しさは、なかなか写真じゃ表現できません。

 岩陰の小さなイソギンチャクには中学生サイズのハマクマノミさん(Amphiprion frenatus)がお住まいでした。

 岩のもしゃもしゃの上を這ってたクロスジアメフラシさん(Stylocheilus striatus)。たぶん、初見。

 最後はTheクマノミ(Amphiprion clarkii)さん。小学生サイズのかわいいサイズの子だったので撮ってあげました♪
 小学生だけに動きもやんちゃで手こずったけど(笑)

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