18きっぷシーズンは今年も

　今朝の北関東も晴れ。そして気温は今朝も-7℃･･･寒いです。
　日中は日差しもあって、11℃まで上がりました。そのせいか、帰りは昨日より遥かに暖かく感じました。

　今年も来週から青春18きっぷが発売されます。
　でも、ワタシが最後に18きっぷを買ったのはいつだったか、覚えていないくらいご無沙汰。その理由は、使い勝手が非常に悪くなってきたからです。
　18きっぷは「普通・快速列車に限り」JR線全線乗り放題というものだけれども、その「普通・快速列車」がどんどん使いにくくなってましてね。その最たるものが、「ムーンライトながら」に代表される夜行普通・快速列車がなくなったことです。前にも書いたように、一昔前はいわゆる18きっぷシーズンになるとそのユーザー向けに全国各地で夜行快速が走っていたものですが、今は皆無。そうなると定期の普通・快速列車を乗り継いで出かけるしかないわけですが、その定期普通列車ですら本数が減っているうえに運転区間も細切れにされています。当然、１日で移動できる距離も短くなりますよね。
　例えば、ワタシが高校生のころは、23:40東京駅発の大垣行き夜行普通列車からひたすら乗り継いで父の単身赴任先だった小倉駅まで行った（途中呉線経由で夜8時頃到着。）ものですが、今は始発からひたすら乗り継いでも新山口駅止まり。九州にたどり着けません。しかも、かつてはボックスシート＆トイレ付きだった普通列車が、今はロングシートでトイレもないという車両が増えてましてねぇ･･･長距離客はカネを払って新幹線や特急へどうぞというわけでしょうか。そういう姿勢が鉄道利用者全体の減少につながっているようにも思えるのですが。