鹿児島乗り鉄 Part 2 後編

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肥薩線が鹿児島本線だったころ、吉松駅は日豊本線(現:吉都線)との合流地点でした。往時の賑わいを感じさせる立派な駅舎ですね。

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その駅舎の脇にちょこんとあるのが「鉄道の資料館」。ちょっと時間もあるので覗いてみましょう。

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中には肥薩線建設に関するパネル展示がずらり。なかなか面白いですよ。

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さて、駅に戻るとちょうど次の列車がやってきました。

肥薩線・日豊本線・鹿児島本線 特急「はやとの風3号」
  吉松
(15:03)→鹿児島中央(16:32)

列車番号6023D キハ40形気動車(47-8092+147-1045)

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車内はこんな感じ。「いさぶろう・しんぺい」と似た感じですね。

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「いさぶろう・しんぺい」同様に、車両中央のカウンターもあります。こちらはスタンディングじゃなくチェアもあります。

 ところでこの列車は予め指定席券を買っておいたのですが、ヒドイことに指定された席が窓無し席だったんです!なので、乗車中は自席にいることはほとんど無く、ずっとこのカウンター席に座ってました。コーヒー片手にずっとこの席で車窓を眺めているのもなかなかオツでしたよ♪

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さて、吉松駅を出て10分ほどで大隅横川駅に到着。ここでしばらく停車します。

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古めかしい駅舎に干し柿がぶら下がってるのがいい感じですねー。

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駅舎の外はこんな感じ。丸形ポストとのコラボがなんとも素敵です。
 駅内の掲示によるとこの駅舎ができたのは肥薩線開通と同じ明治36年だそうで、国の登録有形文化財にも指定されてるそうです。

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太平洋戦争のころには既に現在の鹿児島本線ができていたのになぜかこの駅も米軍機に襲われたらしく、駅の柱には機銃掃射の銃痕が残されてました。

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霧島温泉駅のお隣にあるのがこの嘉例川駅。この駅舎も大隅横川駅同様に国の有形登録文化財だそうです。
 ちなみに九州の人気駅弁ランキングで連続トップを獲得している「かれい川弁当」で有名な駅。時間が時間なのでさすがに買えませんでしたが…

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嘉例川からしばらくは山の中。そして表木山駅を過ぎてしばらくすると車窓に隼人の市街地が見えてきました。

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隼人から鹿児島中央までは錦江湾沿いに走ります。しばらくすると桜島が見えてきました。

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鹿児島のシンボル、桜島。そろそろ夕暮れ色に染まる桜島も美しいですね~

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半日がかりの鉄道の旅も、ようやく終点の鹿児島中央駅に到着♪

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駅前には幕末の薩摩藩志士の像が。さすが薩摩っぽい。

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今宵のお宿はこちら。毎度おなじみドーミーインの鹿児島店です。お部屋はフツーのシングルですが、温泉大浴場が付いていたり、朝食バイキングで鶏飯や薩摩揚げも食べ放題だったりとドーミーインらしいサービスが満点で良いお宿でした。

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さて翌朝。お宿から鹿児島中央駅までは徒歩20分くらい。天気が良ければ散歩も楽しいです。

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鹿児島中央駅から高速バスで鹿児島空港へ。所要50分弱かかりますが、本数もかなり多いので便利です。

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帰りのヒコーキまでは時間もあったので、空港のお向かいにある西郷公園へ。

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もちろん西郷隆盛に関する資料がそこかしこに展示された資料館。中庭には巨大な西郷隆盛の銅像も。あ、入場は無料です。
 鹿児島藩の幕末志士の中では西郷さんと大久保利通さんが二大巨頭ですが、圧倒的に人気が高いのはやがて殺されちゃう西郷さんの方。でも、西郷さんほどの智者がなぜあの悲劇的な最後を避けられなかったのかは未だにナゾです・・・

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空港に戻ると、展望デッキにものすごい人だかりが。

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その理由はこちら。ANAのさよならジャンボ企画で鹿児島空港にジャンボジェットが飛んできていたんですね。

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しばらくすると、鹿児島空港から最後のジャンボジェットが羽田に向けて飛んでいきました。そういえばJALさんはずっと前にジャンボは無くなったのですが、そのときにはこんなに盛り上がりましたっけ?
 で、この後のJAL便でワタシは帰京しました。

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