鹿児島乗り鉄旅行♪（後編）

今夜のお宿はこちら。「指宿こころの宿」です。
　じゃらんで「１万円前後で温水洗浄便座がある温泉宿」ってな条件で探したところ，見事ビンゴしたのがここでした。

フロントでチェックインをして，キーをもらってからお部屋へ。
　お部屋はフツーのシングルルームです。クローゼットがビジホよりやや立派かなってくらい。

　予約のときに禁煙ルームを希望したのですが，その後ホテルから「当方には禁煙ルームはございませんで，消臭対応になりますがよろしいでしょうか？」とのまことに丁寧な電話をいただきました。ＯＫしておいたのですが，いざ部屋に入ってみると…やはり，ヤニが臭いますね。
　空気清浄機は回っていて耐えられないほどじゃないのですが，ノンスモーカーは気になっちゃいます。今のご時世，禁煙ルームは用意していただきたいな，と思います。

部屋にも一応ユニットバスが付いていました。
　温泉があるので，バスは使いませんでしたけどね。

ワタシが条件にしていた温水洗浄便座のリモコン。
　お家でこれを使い出すと，フツーのトイレが辛くなってきちゃいます…

この宿は，宿自体には浴場が無いのですが，お隣に併設されている「指宿こころの湯」の大浴場入浴券をフロントで何回でももらえます。
　この「こころの湯」はいわゆる「スーパー銭湯」の温泉バージョン。いわゆる「内湯」や「露天風呂」に加え，微弱電流が流れている「電気風呂」（これ，試してみたら腰の筋をつりそうな感じになって慌てて逃げ出しちゃいました。気持ちいいヒトいるんだろうか？）やジャグジー，サウナ，温泉に炭酸を加えた炭酸泉，冷水泉など様々なお風呂が楽しめます。営業時間も6:30～23:00と長いので，まったく不自由は感じませんでした。施設もキレイだし，洗い場も仕切で個々に区切られていたりと快適な作りになっていましたよ。

さて，お風呂の後はお待ちかねの夕食。今回のスケジュールの都合上，お昼ごはんを食べ損ねちゃいましたのでお腹ぺこぺこです。
　とりあえず，風呂上がりのビールを１杯☆

ビールの「お通し」にはこんなものが出てきました。タケノコはワタシの大好物です♪

今回の宿泊プランは，「こころの湯」１階にある食堂での「薩摩御膳」をいただけるとのことで…
　こんなものが出てくるそうです。

まずは「旬の鮮魚３種盛」。
　鰹と鮪は分かりましたが，白身の魚は不明。どうせなら薩摩名物のキビナゴでも出してくれた方が嬉しかったな。

続いて出てきたのは「白身魚幽庵焼」「黒豚軟骨煮」「海老天麩羅」。幽庵焼はサケのつまみにぴったり。天麩羅はエビ天のほかにもちょこちょこ付いていて嬉しかったですな。
　黒豚はとろりととろけそうなくらいに柔らかく煮込まれていて美味！味付けが少々濃かったですが，ご飯のおかずには最高です。
　というわけで，すぐに「ごはん」と「みそ汁」を持ってきてもらいました。（なお，ワタクシはご飯を食べながらお酒を飲むのが好みなんですよ。）

「黒豚しゃぶ鍋」は…黒豚の薄切り入り水炊き，といったところでしょうか。ポン酢でいただきます。
　特に感動はしませんでしたね。

「薩摩御膳」の名からすれば，メインはやはりこの薩摩揚げでしょう。本場の揚げたてはさすがに美味しかった☆

　これ以外に，茶碗蒸し，ご飯，みそ汁（ワカメとネギ），お新香に杏仁豆腐のデザートが付きました。結構お腹いっぱいになる量でしたね。「美味しい！」と感動するほどのものはありませんでしたが，値段と量で満足できるところでしょう。

翌朝。泊まった部屋は５階なので，眺めはとってもいいです。
　早起きして，開店早々の「こころの湯」で朝風呂を楽しんだ後朝食をいただきます。
　朝食は，昨日と同じコンセプトで量がたっぷり。ざっとお品書きを書きますと，「ご飯」「みそ汁（ワカメとネギ）」「納豆パック」「味付海苔」「ひじきと大豆の煮物」「だし巻き卵」「温泉卵」「鯵の味醂干」（固形燃料で食べながら焼きます。熱々で美味！）「お新香」「肉味噌（小さなパックに入っているのをご飯にのっけて食べます。）」といったところでしょうか。ほかにも２，３品ありましたが，よく覚えていません…