今更だけど,ゲド戦記

今日も涼しい一日。
クーラー無しって,いいね~とホッとしています。
今週はちょっと忙しそうなので,体力温存のためプールはサボり。
先月に録画した「ゲド戦記」を見てみました。
感想を一言で言えば,「???」。積み残しの謎が多すぎませんか?吾郎さん。
原作をひととおり読んだ(「外伝」は未読だけど。)ワタシでもよーわからんところがおおい「ゲド戦記」。まして,映画しか見ていない(原作を読んでいない)ヒトにはキツかったんじゃないかな,と思う。原作もざっと読んだだけではかなり分かりづらいシロモノだけに,映画版はより難解(というより舌足らず)なものになってしまった気がする。
どこがどう,と言うとネタバレになっちゃうから言わないけどね。
もうひとつ,初期の親父さんよろしくメッセージ性が強かったなー。
原作では,「作者の意図はこれかな?」っていう程度ににじみ出てくる程度なんだけど,映画ではものすごく露骨。
アレン(”影”も含めて)のセリフとか。
もうちょっと,うまく「隠す」ことができなかったのかと思う。アレンのセリフなんか,あまりにも露骨すぎて白けてしまいかねなかった。
もっとも,2時間ちょっとという時間的制約の中に詰め込むには限界もあるんだろうけどね。
そうそう,宮崎アニメの特徴とも言うべき”画”の美しさは健在ですね。
テルーの唄をBGMにした空と草原の景色は,本当に美しい。
それだけに,テルー役の”素人っぽさ”とのギャップが・・・
他の声優陣が豪華すぎるだけに,ギャップが目立っちゃいます。
歌唱力は認めるけどね。
そのうち,もう一度原作を読み返してみようかな。
一読して謎で,映画を見ても謎だった部分が,少しは分かるかも。

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