赤電

 今朝の北関東は曇り時々雨。地平線付近は雲の隙間があって日差しも見えたんだけど、天頂付近は雨雲がぎっしり。幸い駅までは雨雲の隙間をぬって傘ナシでたどり着けたけど、帰りはしっかりと雨に降られました。

 駅の駐輪場のノアサガオは今が見ごろ。
 フェンスの向こうを走る「いつもの電車」、今朝は赤電でした。

 「赤電」って言葉、この場合は国鉄415系の初期塗装を言っているみたいなんだけど、ワタシが常磐線の415系を目にするようになったころは既に白地青帯塗装になっちゃってましてね。なので懐かしさはまったく感じられないんです。
 むしろ、ワタシが「赤電」って聞くと、物心ついた時に暮らしていた東京多摩地区で走っていた西武351系の方がしっくりくる感じ。もっともワタシが乗ったのは最晩年だったので、あっという間に黄色い電車に変わっちゃいましたけどね。
 この351系って西武鉄道では最後の吊り掛け駆動式でして、あの下腹に響くような駆動音はワタシの小さい頃のかすかな記憶として残っていたようです。就職して北関東に来たとき、たまたま乗った東武宇都宮線の電車が東武鉄道最後の吊り掛け駆動式電車の3070系でしてね。あの重低音を何とも懐かしく感じたものです。

 吊り掛け駆動の電車(路面電車と機関車は別ね。)なんて、今は台湾にでも行かないと乗れないんだろうなぁ~

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