北茨城グルメツアー(前編)

 昨年はあまり温泉旅行に行かなかったせいか、じゃらんのステージがシルバーからブロンズに降格されちゃいました。でも、同時になぜか7,000ポイントものボーナスが降ってきましてね。
 いつものように、有効期限は今月末。
 まあせっかくですから、ありがたく活用させてもらいましょうかね。

 というわけで、向かった先は水戸駅。
 ここから常磐線で北へ向かいます。

常磐線 普通 水戸(13:40)→日立(14:09)
列車番号547M E531系0番台電車(K459編成)

 常磐線は上野から原ノ町までの300km近くにわたる区間で、普通列車のほぼすべてがこのE531系で運転されています。例外的に、E501系も走ってますけどね。
 ただ、このE531系って上野東京・湘南新宿ラインで走っている最新型車両E233系3000番台と内装がほぼ同じ。というか、E233系の内装はこのE531系をお手本にしてるんですけどね。
 そんなわけで、この車両嫌いじゃないです。

 向かった先は、日立駅。
 この辺、クルマでは何度も来たことあるけど、電車で来るのは初めてです。

 全面ガラス張りのスタイリッシュなデザインの駅舎は、日立市出身の建築家妹島和世さんの手によるものだそうで、平成23年に完成したんだそうです。

 東西自由通路の突き当りのグラスウォールからは、日立バイパスと太平洋が望めます。絶景ですねー。
 特に暖房は入っていないのですが、風はあまり通らず日光がたっぷり入るので、体感的にはけっこう暖かかったです。
 カネはかかっているんでしょうけど、こういう駅舎っていいですね。

 この駅のもうひとつの名物が、こちらの駅ピアノ。茨城県で最初に置かれた駅ピアノなんだそうです。
 場所が良いせいか、次々といろんな方が演奏されていました。こんなに人気のストピってなかなかないです。
 ワタシもせっかくなので、「ザナルカンドにて」「ティファのテーマ」「久遠」の3曲を弾いてみましたが、ストピあるあるで鍵盤はかなり軽かったけどペダルはちゃんとしていたし鍵盤のゆがみもほとんどなく。状態はかなり良かったです。

 さて、1時間ほど佇んだ後で再び列車に揺られて北へ。
 水戸以北の常磐線って、高萩までは1時間に2本ほど普通列車があるけど高萩より北になると1時間以上間が空いちゃうくらい減っちゃうんですよね。
 ようやくやってきたいわき行き普通列車で向かった先は大津港駅です。

 茨城県最北端にある大津港駅。一昔前は夜遅くに上野からこの駅まで来る列車があり酔っ払い客に怖れられたりもしていました。
 この駅がある五浦(いづら)地区は岡倉天心が建てた六角堂や美しい海岸線で知られる五浦海岸など知る人ぞ知る観光地。かつては特急列車も停車した時代があったようです。

(この写真はインターネットより拝借)
 てくてくと起伏に富む道を歩くこと40分ほど。六角堂近くの海岸沿いにあるのが、今宵のお宿「五浦観光ホテル 別館大観荘」です。
 「歩いていらっしゃったんですか?」と宿のヒトにビックリされながらチェックイン。そのあと仲居さんにお部屋へ案内されます。
 今時、仲居さんにお部屋まで案内されるのって珍しいかも。たいていフロントでひととおりの館内案内を受けるだけだもんね。

 担当の仲居さんは仏頂面のイマイチな方だったけど、お風呂に行くときに案内から戻るトコっぽい別の仲居さんとエレベーターが一緒になりましてね。
「屋上は自由に出入りできるので、よろしければ海から昇る日の出をご覧になってください。素晴らしいですよ。」とか、
「エレベーターのボタンにM7階ってありますけど、こちらは業務用の資材置き場なんです。残念ながらボタンを押しても止まりませんけど。こちら、ワタクシも降りられないんです(笑)」とか、エレベーター待ちからフロントへ降りるまでの短い間に楽しく館内案内をしてくれました。

 宿の建物自体はかなり古めかしいのですが、内装はキレイにリニューアルされています。
 メインの和室はいかにも高級旅館っぽい雰囲気。

 寝室はこんな感じ。
 このお部屋、大きな一部屋を襖や衝立で区切ってスイートルームっぽい感じになっています。

 トイレは独立して付いてます。もちろんウォシュレット付き。

 洗面所とバスも独立しています。でも温泉大浴場があるのでバスを使う機会はありませんでしたけどね。

 アサインされたのは最上階のお部屋。山側のお部屋だったのですが、海に突き出た岬に建っているのでバルコニーからは松林と入り江の景色が楽しめます♪

 お部屋の冷蔵庫には今時珍しく有料のドリンクが入ってました。

 料金表。自己申告制だそうです。もちろん手は付けなかったけど(笑)

 落ち着いたところで、浴衣に着替えて大浴場へ。

 このあたりは東日本大震災でかなり大きな被害が出たところだそうでして、こちらの別館大観荘の建物自体は無事だったそうなのですが大浴場は津波で流失。近所にある観光地「六角堂」やその近くにある本館も壊滅的な被害を受けました。そしてその翌年の2012年に別館の大浴場がリニューアルオープンしています。
 リニューアルから10年以上経過していますが、まだまだ新しさを感じる湯殿です。
 洗い場には仕切りがあって、浴場は大きな内湯に露天風呂が2つ。夜と翌朝とで男湯と女湯とが入れ替わるのですが、どちらも同じような造りでした。
 お湯はもちろん源泉かけ流し。やや茶色っぽいさらっとした泉質ですが、芯までぽかぽか暖まる感じで冷え性のワタクシにはピッタリでした♪
 夕方5時前に行ったのですが、先客は片手で数えられるほどしかおらずガラガラ。露天風呂の浴槽1つを悠々占拠できるほどでした。オフシーズンだからですかね。

 お風呂の後は、お楽しみの夕食。広々とした宴会場みたいなところでいただきます。一人客のワタクシは壁際の隅っこのテーブルにアサインされましたが、ノープロブレムです。
 まずは、地酒「大観」で乾杯♪

 今日はこの時期限定の「あんこう尽くし」コース。
 食前酒の柚子酒をいただいた後は、前菜五点盛でお酒がくいくいと進みます。
 続いてお造りは「本日の入荷もの」。細長いお皿にてんこ盛りで、この時点で4合瓶が半分くらい減っちゃいました。ボタンエビが美味しかったな。
 ここからアンコウ料理のオンパレード。まずは「寄せ鮟鱇」。アンコウの身やヒレ、皮などをゼラチンで固めたものを酢味噌でいただきます。これがまた、酒に合うんですよ~
 続いて、アンコウと言えば鉄板の鮟肝。さっぱりとしたアンコウの寄せ身に濃厚な鮟肝のコラボが酒好きにはたまりません!
 そして、揚げたてアツアツの鮟鱇の唐揚げ。柔らかい白身にプリプリしたゼラチン質が混じっていて、カリカリの衣とのアンサンブルが最高でした。
 海鮮サラダで箸休めした後は、いよいよメインの「鮟鱇鍋」!濃厚なスープがたまらない美味しさなのですが、このあと雑炊があるしなぁ~と飲むのを我慢していたら、雑炊は別に出来上がったのが運ばれてきて一安心。シッカリ鍋はカラにしました。
 シメは雑炊とすまし汁。すまし汁の具にはきりたんぽのミニサイズが入っていて、けっこうガッツリお腹いっぱいになりました。
 デザートはババロアにフルーツ盛り合わせ。
 ごちそうさまでした♪

 さすがに四合瓶をカラにして酔いが回ったワタクシ。
 お部屋に戻ると畳の上に大の字になっちゃいましたが、この日は推しのピアニスト原田ありささんの定期配信の日。寝っ転がったまま持参したノートパソコンで配信を楽しみました。
 配信が終わったくらいでようやく酔いが覚めてきたので、お風呂へ。夜9時過ぎの大浴場は相変わらず2,3人くらいしか先客はおらず。ご老人方の団体が来てたっぽいんですけどね。

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