沖縄にて18(その5)

Point:ドリームホール、なかゆくい、クロスライン(万座ボート)

2024年08月01日  気温33℃ 水温30℃ 透明度25~30m

 さて4日目。今日は再び瀬良垣漁港からの万座ボートダイビングです。
 「今日からは普通のダイビングにしましょう。」ってことで、カメラのセッティングも普段どおりの14-42mmズームレンズに戻しました。

 今日もとってもいい天気。そして万座の水も絶好調の透明度が続いてます♪

 1本目はサクッと-30mの深場へ。小学生サイズのマルスズメダイさん(Pycnochromis ovatiformis)は安定のかわいらしさ♪

 深場の岩場になぜかクマノミさん(Amphiprion clarkii)のBabyがいました。辺りにイソギンチャクは見当たらないけど・・・?

 あとで今川さんに尋ねたら、岩穴の中に小さなイソギンチャクがあるんだってさ。納得。

 万座の海は複雑な地形も楽しみのひとつ。ワイコン持ってきて正解でした♪

 サイズだけはほぼオトナ、でも体色は幼魚のままのキツネベラさん(Bodianus bilunulatus)。ピーターパンじゃないんだから・・・(笑)

 今川さんがキンチャクガニさん(Lybia tessellata)を見つけてくれました♪
 チアのボンボンみたいなイソギンチャクをフリフリする姿はとっても愛らしいです。向こうは必死なんだろうけど(汗)

 大人サイズのミヤケテグリさん(Neosynchiropus moyeri)。2cmに満たない子供はちらほら見かけるけど、5cmサイズのオトナを見たのは初めてかも。
 背びれを広げてもらおうとビミョーに圧をかけたけど、のんびりしてるのか全然広げてくれませんでした・・・(涙)

 2本目はナカユクイへ。最初はサクッと-30mの深場へ。
 そこにお住まいなのはホワイトソックスことシロボシアカモエビさん(Lysmata debelius)

 この子がいる根にはケラマハナダイさんやらナンパコさんやらがゴチャッと群れてるんだけど・・・エビを撮るには邪魔で仕方なかったです。なんて贅沢なんだ!

 そういえば、エントリー前に「この根にはヌシのでっかいウミガメがいるよ。」って言われたけどまったく気付かなくてですね。エキジット後に今川さんにそう言ったら「えーっ、ずっと後ろにいたじゃん!」って船長さんもろとも大爆笑されちゃいました。
 マクロの目になってるとデカ過ぎるものは目に入らない・・・ダイバーあるあるです(笑)

 深場に長居はできないので、浅場にある砂地の藻場へ。今川さんが何やら探している間、ワタシはタテヤマベラさん(Cymolutes torquatus)の子供と追いかけっこしてました。

 ここナカユクイはウチナーグチ(沖縄言葉)で「ひとやすみ」という意味。その名のとおり、激流ポイントが多い万座の中では珍しい内湾性の静かなポイントです。
 静かな水の中で、モモイロサルパさん(Pegea confoederata)がほわほわと漂ってました。

 アザミサンゴの中でくねくねしてるチンウヨウジウオさん(Bulbonaricus brauni)
 小さい上にアザミサンゴがストロボの光を遮るので、こんな写真が精一杯です。リングストロボがいるな。

 ランチタイム。
 瀬良垣には「なかむらそば」という行列ができるほどの有名店がありますが、今日は定休日。なので漁港のすぐそばにある「花村そば」に行ったところ、こちらも大盛況でギリギリ外のテーブルが1つだけ空いてました。
 ソーキそばのジューシーセットで¥750だったかしら。値上がりラッシュのご時世、このボリュームでこの値段とは格安ですね。もちろん、味も絶品だし♪
 我々が会計を済ませたころにまた客が来たのですが、麺が品切れとかで断られてました。まだ正午を回ったばかりなのに・・・商売っ気ゼロなお店ですね。

 3本目はクロスラインへ。こちらも内湾の静かなポイントです。
 船下はサンゴ礁が広がる棚なのですが、その先は一面の白い砂地という癒しのポイントです。

 ふと水面を見上げると、ツバメウオさん(Platax teira)たちが群れてました。ワイコン持ってきて正解だったー☆

 クロスライン以外ではなかなか見られないトウアカクマノミさん(Amphiprion polymnus)。相変わらずオスはとっても凶暴で、しきりにストロボへ体当たりしてました。

 ブイの根元で昼寝中の巨大なアオウミガメさん(Chelonia mydas)。そこそこ大きなコバンザメさん(Echeneis naucrates)が背中とお腹にくっついてます。
 ダイバーさんが次々とやってきて記念写真を撮りまくってるんだけど、全然逃げるそぶりはなく熟睡されてました・・・

 カメさんが寝付いてるロープをよく見ると、ニシキフウライウオさん(Solenostomus paradoxus)のペアがお住まいでした。でもビミョーに逃げちゃって2匹にピントを合わせて撮るのは無理でした。

 砂地に点在する根のひとつに、サビウツボさん(Gymnothorax thyrsoideus)とニセゴイシウツボさん(Gymnothorax isingteena)の幼魚が仲良くルームシェアしてました。
 サビウツボさんはともかく、ニセゴイシウツボさんはヒトの太ももくらいの太さまで成長する大型種。もうちょっと大きくなったらシェア解消だね。

 ラストはブイのフロートにお住まいのオオモンカエルアンコウさん(Antennarius commersoni)。付着物と見事に同化しててシルエットが分かりません~

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