Lady Bess

 今朝の北関東も晴れ。朝の気温は-2℃弱と冷え込みは緩めです。日中は15℃前後まで気温が上がり、コートもマフラーも要らない感じでした。
 そんな今日はお出かけ。上野東京ラインで向かった先はこちら。

 日比谷の日生劇場です。例によって、東京勤務の後輩からのお誘いでした。

 本日の演目は「Lady Bess」。Bessとはイギリスの黄金期を築いたエリザベス1世のことですが、彼女の父ヘンリー8世はエリザベスの母親を姦通などの罪で処刑し、エリザベスも王女の地位を追われて庶子扱いされていました。なのでそのころの彼女の敬称は「Princess」ではなく「Lady」だったわけですな。
 父王ヘンリー8世の後を継いだエドワード6世は15歳で早世し、その次は苛烈なプロテスタント弾圧で”ブラッディー・メアリー”の異名を得たメアリー1世。激しい弾圧に抵抗してトマス・ワイアットの乱なんてものも発生し否応なくエリザベスも巻き込まれていくわけですが、そんな政治劇に風来坊の吟遊詩人ロビン・ブレイクとエリザベスの恋物語(←もちろんこちらは創作です。)を織り交ぜたのが今回の物語です。

 メインの配役はダブルキャストとなっているのが多いのですが、本日はヒロインのエリザベス1世が小南満佑子さん。去年観たLove Never Diesで鬼気迫るメグ・ジリー役を演じた方です。今日は前回ほどの怪演ぶりはありませんでしたけど、要所要所ではなかなかの迫力を魅せてました。
 まだ30歳に届かない若手なのですが、カーテンコールの最後には「バレンタインデーなのに、チョコレートよりもレディ・ベスを選んでいただいてありがとうございました。こちらの方が正解でしたよね、アスカム先生?」なんて教師役のベテラン山口祐一郎さんに無茶振りして慌てさせるなんて一幕も。もはやベテランの風格も備えてますね。
 そしてもう一人の主人公である吟遊詩人かつエリザベスの恋人役は昨春の1789でも主人公役をやっていた手島章斗さん。実はエリザベス1世のもうひとりのキャストもこの1789でヒロイン役だった奥田いろはさんなのですが、この2人の若手はミュージカル界で絶賛売り出し中なんですかね?
 今回の役柄もエリザベスに惚れこんで無鉄砲に突っ走る感じなので、勢いを感じさせる演技が持ち味な彼は確かに適任なのかも。

 とまあ主人公クラスが若手な分、脇をがっちりとベテランで固めるのがお約束。
 準主役的な立ち位置となるエリザベスの異母姉メアリー1世役は有沙瞳さん。3年前に観た宝塚版1789でマリーアントワネット役をされていた方です。後で知ったのですが、このときが退団公演だったようです。宝塚出身だけに、女王らしい所作振る舞いも歌声もさすがの一言でした。
 そして今回異彩を放っていたのが、エリザベス1世の母親で処刑されちゃったアン・ブーリン役の凪七瑠海さんとエリザベスの教育係であるロジャー・アスカム役は山口祐一郎さん。後半に揃って歌う場面があるのですが、鳥肌モノの歌唱でした。山口さんは舞台にいるだけでかなりの存在感がありましたねぇ~
 あと個人的にほほうと思ったのが、エリザベスの侍女キャット・アスリー役の吉沢梨絵さん。完全に脇役ながら前半と後半に独唱が1曲ずつあってなかなかの存在感を見せてました。
 実はこの吉沢さんと山口さんのお二人はLady Bessが2014年に初演されたときも出演されてまして、そのとき吉沢さんはメアリー女王役を、山口さんは今と同じアスカム役をされていたそうです。落ち着いて馴染みきった雰囲気はそういった「慣れ」もあるんでしょうね。

 観劇後は、相方のご希望で渋谷の海鮮居酒屋「かいり」へ。ひと冬に一度は痛風鍋を食べたい!だそうです(笑)
 前回同様にド迫力の痛風鍋が登場。

 このお店、2時間¥1,980で数十種類もある地酒が飲み放題。なのでスタートからお酒をいただいちゃいます。お通しはつぶ貝。お通しレベルじゃない贅沢さですね。

 前回はコース料理にしたのですが、肝心の鍋にたどり着く前にお腹がいっぱいになっちゃって悔しい思いをしました。なので、前回の反省を生かして鍋の前は酒のアテ程度にとどめることに。
 そんなわけで注文したのは貝のなめろう。美味しくていくらでもお酒をいただけます。

 塩煎りぎんなんも酒のアテにぴったり。

 どうしてもコレは食べておきたいと注文した特大の生牡蠣。手のひらより大きな生牡蠣を一口でいただくのはとってもゼイタクです♪

 鍋の前はかなり控えめにしたおかげで、空腹状態のまま痛風鍋に突入!
 なのですが、てんこ盛りの鮟肝の破壊力はハンパじゃなく、鍋はともかく雑炊は半分もいただけずにギブアップ。今回も完敗でした・・・

カテゴリー: 映像・音楽, 食べ物 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)