淡々と

 今朝の北関東は晴れ。朝の気温は5℃弱と昨日より1℃ほど高め。清々しい朝です。
 日中は昨日より雲が多めでしたが、気温は17℃弱まで上がりました。お昼休みはいつも通り愛車の中だったのですが、今日は窓を閉め切ってちょうどいいくらいでしたね。

 読書の秋ってことで、ここ1年くらいの間に出た新刊をちょいちょい買っています。
 先週末の鹿児島にもっていったのはコレ。

 阿川大樹さんの「終電の神様・夜明けの行進」。以前読んだ「終電の神様」シリーズの第5作です。
 このシリーズ、以前はタイトルどおり「終電」をテーマにした短編を集めたオムニバスだったのですが、今回は同一の主人公を使い短編相互のつながりも強めになっています。
 相変わらず、日常にまつわる主人公の心の動きを淡々と描くスタイル。あまりに淡々とし過ぎていて、終わり方もバッドエンドでもなければハッピーエンドでもない。その良し悪しは読み手によるのでしょうが、ワタシにはあまりに淡白すぎるようにも思えたり。前作までは、厳しい現実を受け止めつつ前を向くといった姿勢が感じられたのですが、今回はそういった姿勢も弱めに感じましたねぇ。
 もうちょっと「救い」が欲しいって思っちゃうのは、トシのせいかしらん。

カテゴリー: 日常, 読書 パーマリンク

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