勝浦にて14

京葉線・外房線 わかしお1号
  東京
(07:15)→勝浦(08:46)

列車番号1051M E257系500番台電車(NB-19編成)

 久しぶりの日帰りダイビングで勝浦へ。勝浦へ向かうのはコロナ前の2019年9月以来の5年ぶりです。

 この春から房総特急はすべて全車指定席となったのですが、その代わりにチケットレス割引が設定されました。さらに来月末まではキャンペーン価格で片道¥1,380。ほとんど自由席特急券とお値段は変わりません。ただキャンペーンが終わると実質「値上げ」ですねぇ~
 今日のわかしお1号は満席御礼。デッキでは指定席を取れなかった客でかなり混雑してました。コロナ前も5両では席が足りなくてたまに10両編成になることもありましたが、今もそれは変わらないみたいです。でも、茂原以遠はガラガラになっちゃうのも当時と同じ。ゆとりの10両編成にしたほうがいいと思うのですが、混雑するのが茂原までじゃ採算取れないのかしらね。

 終点の勝浦駅から2両編成の普通列車に乗り換えて、お隣の鵜原駅へ。ホームでお出迎えしてくれたガイドのノリさんとともに改札口へ行くと、今度は元気なおばちゃんたちが歓迎してくれました。
 どうやらJR東日本主催の「駅からハイキング」が開催されているようで、先頭にいたおばちゃんは勝浦市長とのこと。鵜原駅っていつもはダイバー数名しか降りないのに今日はやけに賑わってるなーと思っていたのですが、そういうわけだったんですね。
 モグリの合間には鵜原漁港周辺を散策する観光客がそこかしこに見られました。

 ガイドさんの送迎車に乗って、駅から数分の勝浦ダイビングサービスへ。
 この春、新しい施設が完成して生まれ変わった勝浦ダイビングサービス。以前(漁師小屋に簡易トイレ・・・)を知ってるワタシからすれば、別世界の快適さです!
 でもショップの垣根を超えてガイドさんたちが仲良しかつ親切♪という勝浦の良さは健在でした☆

Point:志村ビーチ・ベンテン

2024年5月18日  気温25℃ 水温17℃ 透視度3~8m

 ではでは早速5年ぶりの海へ。
 春らしく、浅場にはホンダワラなどの海草が茂っています。そしてなぜか大量発生したクサフグ(Takifugu alboplumbeus)さん子供たちが群れてました。

 ブイにやってきたアオリイカ(Sepioteuthis lessoniana)さん。そういえばそろそろ産卵時期ですね。
 写真を撮りに近づいたらすごい勢いで逃げちゃいました。

 海草の根元で必死に隠れようとしてるハリセンボン(Diodon holocanthus)さん。そんなに怯えなくてもいいのに・・・

 この日はオトメウミウシ(Dermatobranchus otome)さんが大量発生。そこかしこに見られました。

 ジボガウミウシ(Glossodoris misakinosibogae)さんもやたら多かった。
 このところ沖縄で潜ることが多かったから、温帯種のウミウシを撮るのは久しぶりです(笑)

 温帯種と言えば、キヌバリ(Pterogobius elapoides)さんとも久しぶりの再会(笑)

 岩場をちょろちょろしていたヘビギンポ(Enneapterygius etheostomus)さん。

 ぱちぱち写真撮ってても逃げないとってもいい子で、たっぷりと遊んでくれました♪

 一緒に潜ってたゲストさんが撮ってた「変わった海藻」の脇にお住まいだったコケギンポ(Neoclinus bryope)さん。
 ちなみにその海藻を撮ってたゲストさんはギンポ大好きな方でして、「気付かなかった~」と後でメッチャ悔しがってました(笑)

 2本目はボートでベンテンへ。乗船前、先に潜っていたチームのガイドさんから「水温15℃、ウェットでちょうどいい温度だよ~」と言われブルってたのですが、実際にエントリーした瞬間「冷たいっ!」と感じました。
 でもまあ、写真を撮り始めたら寒さを感じなくなるのがフォトダイバーのサガってものでして・・・(笑)

 根の横にお住まいだったのは、勝浦名物のチシオコケギンポ(Neoclinus monogrammus)さん。珍しく白っぽい子でした。

 オーバーハングの岩陰にいたニシキウミウシ(Ceratosoma trilobatum)さん。手のひらサイズの大きな子でした。

 岩棚の上にじっと身を伏せてたハナタツ(Hippocampus sindonis)さん。しばらくしたら写真慣れしてくれたのか(?)起き上がってくれました♪

 ラストはみんな大好きダンゴウオ(Eumicrotremus awae)さん♪
 この春産まれたと思われる1cmもない小さな子でした。

 ダイビング後は鵜原駅近くの「こだま」へ。このお店は有名芸能人が次々とお忍びで訪れる名店です。
 まずはビールを大ジョッキで!潜った後のビールは本当に美味しい♪
 もともとお肉屋さんだけに、お通しはチャーシューでした♪

 続いて地元のB級グルメである勝浦タンタンメンが登場。「こだま」の勝タンは辛さ控えめでじっくり炒めた玉ねぎの甘さを楽しめるのが特徴です。ご馳走様でした~♪

外房線・京葉線 わかしお16号
  勝浦
(16:06)→東京(17:35)

列車番号1066M 255系電車(Be02編成)

 以前は駅で来た電車の自由席に乗ればよかったのですが、全車指定席になっちゃったので食後のログ付けのついでにお帰りの特急券を「えきねっと」でお買い上げ。駅で買わなくても済むのは便利だけど、そもそも「来た電車」にそのまま乗れなくなったのは不便になったような気もします。
 勝浦駅まで送ってもらい、やってきたのは懐かしの255系。1993年に高速バスへの対抗を目的に房総特急専用として登場した車両なのですが、老朽化が進みこの春のダイヤ改正で定期列車からは一応引退しました。もっとも9両編成の255系から5両編成のE257系への変更は座席数がほぼ半減しますから朝夕の多客時間帯には無理があるというものでして、6月末までの「当面」は朝夕を中心に255系による運行が継続されるみたいです。

 とは言え、朝のE257系乗車後に255系に乗ると、やっぱり「くたびれてるなぁ」って感じますねぇ~
 でも、E257系500番台にはないデッキの大型荷物置き場が使えるのはダイバーにとってもはありがたいです♪

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