Saltish Night vol.26

 今朝の北関東は曇り空。午後から雨予報だったのですが、予報よりも降り出すのは遅くなりましたね。

 そんな今日は、毎年恒例のクリスマスライブで東京へお出かけ。雨が降り出すと駅に行くのが億劫になるので、ちょいと早めに出かけました。

 新宿に着いたのは午後3時過ぎ。開場は5時、開演は6時とだいぶ早いので、暇つぶしに都庁の展望室へ。
 天気予報ではとっくに降り出してもおかしくない感じでしたけど、方角によってはけっこう明るい空模様。こりゃ予報がいいほうに外れたかしらん。
 去年来たときはカフェ&売店は営業中止だったけど、今年は平常営業。外国人観光客の姿もけっこうあって、完全にWithコロナって感じでしたね。おそらく全国一有名なストリートピアノも腕自慢の方々が列を作っていて、ベートーヴェンの悲愴第2楽章や戦場のメリークリスマスなどを弾いてました。さすがにワタシは手を出さなかったけど。

 そろそろ開場時間なので中野へ移動。そういえば、中野サンプラザって来年7月で建て替え工事が始まるんですね。ここでのライブも今年が最後です。

 これまた毎年恒例になったロビーのクリスマス飾り。これを眺めるのも今年が最後。
 ホールは8割くらいの観客でした。一昨年は1人ごとに1席空け、去年はグループごとに1席空けてましたけど、今年は制限なしだったみたい。幸い、私の隣は空いてましたけど。

 今年のセトリはこんな感じ。
 いつものように冒頭はSaltさんのピアノソロ。そして挨拶のMCが始まったと思ったら、昨日まで一緒にツアーをやっていたという小曽根真さんがサンタ衣装を来て乱入してきましてね。完全にサプライズだったようでSaltさんは声も出ない感じでしたけど、それでも連弾の即興演奏をするあたりはさすがでした。
 ゲストの1人目は藤井フミヤさん。ワタシが小学生のころはチェッカーズのリードボーカルとして紅白の常連だった彼も、今や還暦。でも、そのトシを感じさせないスタイル(佐藤竹善さんを「糖質」呼ばわりしてましたからね。)と若々しい声はさすがですねー。Saltさんのピアノとフミヤさんのギターを伴奏にして竹善さんと歌った白い雲のようには本当に気持ちよかったです。そして、代表曲とも言えるTRUE LOVEにAnother OrionはSaltさんのピアノとボーカルだけ。彼の迫力あるボーカルが際立って、なんともゼイタクな演奏でした。
 ゲスト2人目は吉田美奈子さん。今年のゲストは2人とも還暦越えでなんとも重厚な雰囲気です。美奈子さんはSaltさんにとって憧れの大先輩だったようで、感激のあまり声を詰まらせてるSaltさんの頭をポンポンしてる存在感が凄すぎでした。とっくに還暦を超えてるのに、美奈子さんの歌唱の迫力はさすが。もみの木は例年だとSalt&Sugarのトリで歌われるのですが、かなりJAZZっぽい歌い方で面白かったですね。そして鳥肌モノだったのが竹善さんと一緒に歌った夢で逢えたら。これを聞けただけで今日来た甲斐があったというものです。
 大御所2人のあとは、緊張をほぐすように2人の掛け合い漫才のようなMCを織り交ぜながら、Salt&Sugarの名演奏。ラストのThe Christmas Songはこれまでも何度か演奏してましたけど、このホールでのラストということもあってかそれとも色々ありすぎた世相を受けてか、いつになく厳粛な雰囲気でした。
 そして最後は恒例となった全員での「星の夜」。今年も堪能させていただきました。

 大満足でホールを出たら、遅まきながらの雨降り。慌てて駅に行ったら、休日おでかけパスを持っているのにうっかりとSuicaをタッチしちゃいましてね。慌てて窓口で入場情報を消去してもらいました。ライブの余韻のせいかしら。

 湘南新宿ラインで大宮駅に出たら、6分待ちで新幹線に乗り継げました。
 こちらの新幹線もほぼ満席。世の中はすっかりWithコロナですねー。

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