ナノエアーマスク

 9月に入ってから、とっても涼しい日が続いてます。
 このところ、一日を通してだいたい20℃前後。日中は窓を開けて過ごせますが、夜になると窓を閉めないと風邪をひきそうです。
 もっとも、お天気のほうも雨続き。ようやく昨日になって一瞬晴れ間がのぞいたのですが、今朝もどんより曇り空。そろそろお布団も干したいんですけどねぇ~
 そんなわけで、駅駐輪場の朝顔もちょっと寒そうです。

 秋雨前線が南海上まで退いて秋の気配を感じる今日この頃ですが、コロナの猛威は相変わらず。
 ここにきて、急にウチの職場の大ボスが「布・ウレタンマスク撲滅キャンペーン」を始めました。
 去年の今頃まではマスク不足だったせいか洗って再利用できる布マスクが大はやりしていたのですが、マスク不足が解消した最近になって急に世間では悪者扱いにされ始めました。なんでもどこかの小学生が自由研究で布マスクと不織布マスクとの比較実験をやったらしく、その結果不織布マスクのほうが飛沫飛散の防止効果が高かったんだとか。
 その差がコロナ蔓延の観点から有意なものなのかとか、使い捨てにされる不織布マスクが環境へ与えるダメージの大きさだとか、そういった視点はゴッソリと無視されてる気もするのですけどね。レジ袋だのストローだのを有料化するほどプラスチックごみを気にしているくせに、不織布マスク(←「布」と言いつつ実はPET樹脂、つまりプラスチックです。)はどうしてOKなのか、ホント理解に苦しみます。

 まあオイラもしがないサラリーマンでして。ボスのいうことには逆らえないわけですけど、ただ「飛沫飛散防止効果が高い」ということはそれだけ通気性が悪いということでもありましてね。布・ウレタンマスクのような吸水性もない不織布マスクは蒸し暑い夏場の着け心地は最悪なわけです。アメリカの疾病予防管理センター(CDC)なんかは熱中症対策として不織布マスクの耳の部分を結ぶことでマスク脇に隙間を作ることを推奨したりもしてますけど、それじゃあ飛沫飛散防止の観点からは本末転倒ですしねぇ~

 どうしたものかとアタマを抱えていたところ、ネットでこんなものを見つけました。

 アイリスオーヤマの「ナノエアーマスク」という代物。
 7枚入りでAmazon価格¥400ですから1枚57円という超高級不織布マスクです。何しろ、ドラッグストアに行けば50枚入りで198円(1枚4円未満)なんてこともあるくらいですからね。最近になって、30枚入り1箱¥1,408円なんてものも出てきたようですが、それでも1枚47エンです。

 そんな超高級マスクですが、でも、その効果は絶大でした。
 普通のマスクだと呼吸をするたびにマスクが口にくっついたりして呼吸抵抗になりますが、このナノエアーマスクだと空気抵抗はほぼゼロ。通気性がバツグンなのと口元のワイヤーのおかげで唇にくっつくこともありません。通気性がいいから、長時間着用していてもマスク内が蒸れることもありませんし、マスク内が臭くなる感じもほぼゼロでした。

 今週半ばから再び暑さが戻ってくるようですけど、このマスクがあれば何とかしのげるかな。
 問題は、やっぱりお値段。安売りされてる普通の不織布マスクの10倍以上するのはやっぱりイタイですけど、日本製だから仕方ないですかね。マスクやらワクチンやら何でも「外交」に結び付けるどっかの国に頼るのは、去年のマスク騒動でもうこりごりですし。

This entry was posted in 日常. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)