福岡にて（後編）

本日のお宿はドーミーインPremium下関です。１泊朝食付きシングルで\8,290でした。

お部屋はこんな感じ。Premiumと言いながら、部屋はフツーのドーミーインと変わらない気がします。

デスク周りはこんな感じ。

部屋の浴室はシャワーのみ。その代わりドーミーインの特徴である「天然温泉大浴場」が最上階にあります。ちゃんと内湯と露天があり、露天風呂からは関門海峡の景色がとってもキレイでした。
　そしてPremiumらしさを感じたのが朝食。ドーミーイン名物の炉端焼きにフク飯，フクチゲ鍋が絶品。どれも食べ放題でお腹いっぱいでした～♪

さて、今晩のお食事は駅前の居酒屋へ。すると「フクのミニ懐石」というのを発見♪さすがフクの本場ですね。まずは前菜。

「ミニ」と言いながらフク刺しはたっぷりとありました。

そしてフクちり。ほかにフクの唐揚げなんかも付いてましたよ。もちろん「トラフグ」じゃなくておそらくは「シロサバフグ」なんでしょうけど。でも満足です♪

飲み屋からの帰り道。駅前からホテル近くまでずーっと歩道橋が付いていて、その先にある「海峡ゆめタワー」のライトアップが何とも幻想的でした。

さて、翌朝。あいにくの雨･･･

　まずは駅のカフェでモーニングコーヒーをいただいて列車待ち。
　こぢんまりとした下関駅ですが駅東口のペデストリアンデッキはやけに大きくお宿まで通じているため、デッキの下の道を通ればほとんど傘無しで駅まで歩いて行けました。これは便利♪あ、ちなみに写真正面のお城みたいなのは結婚式場だそうです。

そろそろ列車の時刻なのでホームへ。やってきたのはちょっと前まで岡山地区の快速「サンライナー」で使用されていた117系電車です。

山陽本線　普通　　下関(10:35)→宇部(11:18)
列車番号3530M　117系100番台電車(C102編成)

車内は２ドアの転換クロスシート。元々が京阪神地区の私鉄に対抗するために製造されただけあって、従来使われていた115系などよりはよっぽど乗り心地がよいです。

下関駅から40分ほどで宇部駅に到着。ここで宇部線に乗り換えます。

宇部線　普通　　宇部(11:22)→草江(11:45)
列車番号1840M　105系電車(U05編成)

こちらも年代物の105系。トイレを新設するなどの改造を施しながら現在まで使われているようです。

車内はこんな感じ。なお105系は103系を種車に改造したものが多い中で、宇部線に使われているものはまったくの新車製造されたもののようです。
　宇部線はかつて工業地帯として栄えた宇部の海岸線をとろとろと走ります。最近では高規格道路もできたためバスの方が新山口（旧　小郡）や宇部への所要時間・本数ともに便利でますます斜陽してるとか。なんかもったいない話ですねー。

宇部駅から25分ほどで草江駅に到着。10.7kmを25分ですから表定速度は約26km/h。自転車とあんまり変わらない遅さです･･･

さて、下車した草江駅はこんな感じ。１面１線の何の変哲もない無人駅です。

が、駅前にはこんな看板が。

そう、山口宇部空港の最寄り駅。それも徒歩7分ほどという近さなんです！宇部線がもっと速くて本数もあれば立派に空港アクセス路線として成り立つのでしょうが･･･
　宇部空港のホームページでも末尾にちょこっと「草江駅」の存在がふれられている程度。空港アクセスの主力は完全にバスに抑えられちゃってるみたいです。

ANA696便　山口宇部(UBJ)(12:35)→東京／羽田(HND)(14:10)
使用機材　ボーイング767-300（JA602A）

出発ロビーは長蛇の列。さすがにうんざりしたのでラウンジ（カードラウンジ）に行ったのですが，ココのラウンジはとっても狭くてまったく落ち着かない～！というわけで，20分ほどでラウンジを出て搭乗口へ向かいます。

使用器材は旧全日空の復刻塗装（いわゆるモヒカン）のB767。ちなみにこの特別塗装は来年中に元に戻すそうなのでギリギリのタイミングだったみたいです。
　外見は特別塗装でも中身はフツーのB767。ほぼ定刻に離陸して羽田に到着。

ちょっと遅めのお昼ご飯は羽田空港２タミの「新宿アカシア」へ。北野武が無名時代に愛したというこのお店のロールキャベツとハヤシライスを同時に味わえる「キャベハヤ」は本日も絶品でございました。