訃報が次々と

　先週は、訃報が相次ぎました。

　金曜日には、６代目三遊亭圓楽さんが逝去。
　物心ついたときには既に「笑点」のレギュラーメンバーでして、子供心なりに彼の毒舌や桂歌丸さんとの掛け合いが大好きでした。
　正直、肺がんを発表したとき、そう長くはないだろうと思ってはいましたけど、でも、もうちょっと彼の落語を聞きたかったですね。残念です。

　そして昨日は、アントニオ猪木さんと武村正義さんの訃報が流れました。
　私が小学生の頃はプロレスの全盛時代でしたけど、正直ワタシはあまり興味はなく。むしろ、政治家になって以降の言動のほうが印象に残っています。個々の言動に対する賛否はともかく、自分で考えてそのとおりに行動する姿は、所属政党などのしがらみにがんじがらめにされて要職でない限り姿が見えない大多数の政治家の中では異色の存在だったと思います。

　武村正義さんのことを知ったのは、おそらく大多数の国民と同様に平成5年の政権交代と細川連立内閣誕生のときでした。小政党ながらキーパーソンとしてその後の自社さきがけ連立政権に至るまで存在感を感じさせる、異色の存在でした。たぶん、当時の自民党にとっては目の上のタンコブみたいな感じだったでしょうけど、今から振り返ると貴重な「重し」だったんだなぁと思います。

　今日の夕暮れ。
　週間天気予報を見ると、この気持ち良い天気もあと数日みたいですね･･･