E2系200系カラー

 今朝の北関東は晴れ。青空が眩しい!

 一昨日けっこう深酒した上に「終電ダッシュ」をしたせいか、昨日は一日ダウン。でも、そのおかげ(?)か今朝は爽やかなお目覚めでした♪

 そんな今朝、カーテンを開けると目の前にはなんか懐かしい新幹線が通過していきました。

 なんでも、今年は明治4年(1872年)に新橋-横浜間に鉄道が開業してから150周年、そして昭和57年(1982年)大宮-盛岡間に東北新幹線が開業してから40周年など鉄道関連の節目となる年がいくつも重なっているそうでして、それ(特に後者。)を記念して東北新幹線のE2系1編成を東北新幹線開業時に走っていた200系のデビュー当時の塗装を施して走らせたんだとか。

 200系と一口に言っても、じつはいろいろありまして。
 デビュー当時の200系は、まだ当時の東海道新幹線でバリバリ現役だった0系新幹線とほぼ同じシルエット。違いは青が緑になっただけって感じでした。もちろん、豪雪地帯向けに防寒防雪設備はバッチリ施してありますけどね。
 後年制作された車両は、東海道新幹線で走り始めていた100系同様ややシャープなシルエットに。そしてカラーリングも100系同様に窓の下に緑のピンストライプが入ったり、一部の編成には2階建て車両が組み込まれたりしました。東海道新幹線では0系と100系と別系列にしているのに、なぜか200系は番台区分にとどめています。見た目は完全に別の車両みたいなんですけどね。

 JR東日本のしみったれ体質ゆえか、その後も多くの改造を施して定期列車からの2013年の運用終了まで30年以上にわたって使用されました。ちなみに、山陽新幹線で500系が300km/h運転を開始するまでは上越新幹線(上毛高原―浦佐間)の275km/hが当時の国内最高速列車だったのですが、それを担っていたのもこの200系でした。それ以外にも60Hz&30‰対応改造をして長野新幹線にも乗り入れたりと縦横無尽な活躍をしたのは認めますが・・・
 いろいろと改造は施されていても、晩年の車内設備はやっぱり陳腐化してましてね。通勤や出張などで新幹線を利用する際にこの200系が来たらため息をついたものですよ。E2系やE4系とは騒音や乗り心地がやっぱり違いましたからねぇ~

 ちなみに、今でも先頭車は大宮の鉄道博物館で静態保存されています。懐かしさはあるけど、実際に乗るならやっぱり今のE4系がいいなぁ。

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