ウェルネスの森 那須

 コロナな日々が続いてますけど、自粛疲れなのか観光業界は徐々に需要が回復しているんだとか。確かに、「じゃらん」を見ると7月中旬以降の宿泊プランは強気な値段設定が目立ちます。
 そんな中、じゃらんで臨時ポイントが2,000ポイント付与されたので、お高くなる前にちょいと旅行を計画。そうしたところ、那須にある「ウェルネスの森」というホテルが1泊2食で¥22,000でした。ポイントを使うとちょうど2万円。ちなみに夏場の週末だと4万円オーバーになるお宿です。
 そんなわけで、梅雨真っ只中の那須へお出かけすることにしました。

 お家から那須高原にあるお宿までは一般道経由で3時間弱といったところ。お昼過ぎに出て3時前に到着しました。

(この写真は翌朝撮影)

 ウェルネスの森は、温泉大浴場付きのビジネスホテルチェーンで有名なドーミーインなどを運営する共立メンテナンスが経営するリゾートホテルです。施設内にはホテルに加えてゴルフ場やチャペルなんかもあるのですが、部屋数は47室。同じ共立メンテナンスのリゾートホテル「ラビスタ函館ベイ」なんかは300室オーバーですから、かなりゆったりとしています。

 アサインされたのは、オリエンタル館2階のダブルルーム。見た感じ、フツーのお部屋なのですが・・・

 なんと、小さいながらもカウンターキッチンが付いてます。

 コンロはないけどシンクと電子レンジ、冷蔵庫などがあって、自炊も可能。

 洗面所と浴室は独立して付いてます。温泉大浴場などがあるので浴室は使わなかったけど。

 トイレが独立してるのはポイント高いです。もちろん温水洗浄便座付き。

 ただね、壁紙なんかは修繕のあとがあったり、カーテンには焼け焦げが付いてたり、ドアの防音がイマイチなのか近隣の客室での子供の声が響いてたりと建物の老朽ぶりは否めないところです。ま、このお値段なら仕方ないかって思えますけど。

 一息ついてから温泉へ。
 このホテル、男女別の大浴場のほかに貸し切りの浴室も5つあります。一人旅のワタシはもちろん大浴場しか使わなかったですけど、家族連れにはウレシイかも。
 大浴場は源泉かけ流しの内湯とハーブバスの露天風呂とがあります。どちらも「大」浴場というには小さ目ですけど、そもそも総客室数が少ないのでこれでいいのかも。一番混雑してた翌朝の朝風呂ですら5人いなかったし。洗い場にはちゃんと仕切りもあるし、脱衣所も広々してて快適でした♪
 ドーミーインなどと同様に、湯上りにはアイスキャンディー(朝風呂のあとはヤクルト)を無料でいただけたり、ロビーではコーヒーをいくらでもいただけたりと無料サービスが非常に充実してます。こういうの、とってもありがたいです。コーヒー代ってけっこうするからね。

 お部屋でのんびりくつろいでから、お待ちかねの夕食タイム。
 夕食は渡り廊下でつながっている別棟のレストランでいただきます。

 レストランがあるヨーロピアン館の1階ロビーにはこんなインテリアが。インスタ映えを狙ってるんですかね?

 検温と手指消毒を済ませてからレストランへ。
 目の前は広々としたゴルフ場。天気の良い夕方には素晴らしい眺めが楽しめるんでしょうねー。

 出てきた料理はこんな感じ。
 食前酒はキウイのスパークリングワイン。ちょっと甘かったかな。
 前菜は那須産三つ葉のソースとしらすのジュレ,パテドビアンドとマンゴーチーズとオリーブのピンチョス,季節野菜のピクルス,鮎酢〆と冬瓜,そして赤パプリカのムースと柚子のジュレ夏野菜添え。カジュアルフレンチだそうなのですが、懐石っぽさも感じる前菜です。実際、ナイフとフォークのほかにちゃんとお箸も用意されていて、箸で食べたほうが食べやすい感じでした。
 パンとパスタ(那須高原産トマトソースのニョッキ)に続いて、スープは枝豆風味のビシソワーズ生ハム添え。魚料理はイサキのポワレ茄子エリンギ茸のデュクセル添え白ワインソース。ディナーはアルコールも含めてドリンクはフリーなので、遠慮なく白ワインがすすみました♪
 那須大谷のトウモロコシのサラダを挟んで、メインは栃木県産黒毛和牛のローストビーフと那須香り鶏モモ肉の香草焼き。これがねぇ~とろけるような美味しさでした☆
 ここで「メニューには書いてないのですけど、ご飯とお味噌汁もお出しできますがどうしますか?」と声がかかりました。もちろん断ったけど、頼む人いるのかしら?
 そんなわけで、メインの後はデザートへ。レアチーズケーキとフランボワーズのシャーベット。ブルーベリーのジャムが美味しかったです。
 食後のコーヒーをいただいて、大満足でお部屋に戻ります。

 ドーミーイン同様に深夜には「夜鳴きそば」と称するラーメンの無料サービスもあるのですが、さすがにそれはパス。メタボが気になるお年頃なもので・・・(笑)

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