葉山にて２０

Point：葉山・芝崎×２

今日は葉山でBirthdayダイブ♪
　そして，先日久米島で進水式をしたNewカメラのホームグラウンドデビューでもあります。

　さて，るんるん気分でエントリーしてみると…
　何とも，残念な透明度。

浅場ではサキシマミノウミウシさんがお目見え。徐々に秋の気配が漂ってきてるようですね。

久米島では「さすがミラーレス」と言わんばかりに楽勝で撮れたテンクロスジギンポさん。でも，葉山では…ま，こんなもんでしょう。
　透明度20m over＆強烈な夏の日差しが降り注ぐ久米島の海と，透明度3m＆すでに秋の気配の葉山の日差しじゃ条件が違いすぎます。むしろ，その悪条件でこの程度撮れればご立派な方ではないでしょうか？

権太郎岩のところでガイドの川上さんに撮ってもらったBirthdayダイブ記念写真。
……でも，ハレーションがすごすぎて誰が誰だか分からない！

記念写真の後で妙なギンポさんを発見。
　後で調べたら，Theヘビギンポさんの婚姻色でした。まるでタキシードを着ているかのような真っ黒の体色に白ネクタイならぬ白帯の婚姻色とは何ともシックですねぇ～

プロモファクトリーのGX1ハウジングのいいところはINONのコンバーションレンズを使えるところ。水中でいろんなレンズを脱着できるので，カメラ１台でマクロにもワイドにも対応できます。
　そんなわけで，公式には非対応とされているUWL105ADを重ねて撮った１枚がこちら。カメラ側ではズームレンズを28mmまでズームしてあります。

同様にキンギョハナダイのハーレムをパチリ。公式にはUWL100 28ADが対応となっていますけど，105ADでもなんとかイケます。（このレンズはFinepix f30を使っていた頃に買ったんだけど，PowershotG10に買い換えてからすっかりお蔵入りになっちゃっていたんです。）
　マクロもワイドも対応できるってホントに楽しい♪

岩の上ではカサゴさんがホンソメワケベラのクリーニングを受けてました。ホントに気持ちよさそうですね…

サザエの貝殻の中にニジギンポさんがお住まいになってます。

よーく見ると，貝殻の内側には黄色い卵がびっしり。抱卵中だったんですね～

青い斑点が見え始めたハコフグの赤ちゃん。
　青斑点が出る前，この子を見てミナミハコフグさんだー！とぬか喜びしたダイバーがきっといるはず。

藤色のボディが何とも美しいフジイロウミウシさん。
　白のラインとルージュの触覚＆二次鰓が艶めかしすぎます。

青かぶり気味になっちゃったのがすごく悔しいサガミイロウミウシさん。
　このあたり，透明度が1mくらいしかなくてナイトダイブのようでした。撮り終わってふと気づくと，だーれもいなくなっちゃって見事にロストされてましたし。

この日はショップが千客万来でガイドさんも大忙し。我々の１本目終了後，ガイドさんは休む間もなく体験ダイビングへ出発。２時間ほど水面休息時間があったので，私たちは３点セットを抱えて浅場へシュノーケルに行ってきました。

　潮だまりには1.5cmくらいのイチモンスズメダイの幼魚がそこかしこにいらっしゃいます。

私が場所を移動すると，前にいたところになぜか大量のクサフグさんとキュウセンさんがやってきました。ヒトの体臭が呼び寄せた…わけじゃないよね？

　あ，念のため言っておきますが，この場所で排泄行為はしておりませんので！

葉山では普通種のナベカさん。やや北方系のイソギンポさんなので沖縄じゃ見られない種類です。
　身体の後ろ半分が黄色っぽいのがトレードマーク♪

さて２本目。

　葉山ではレアなフジナミウミウシさんが出現したという情報を聞きつけて，一直線に「目撃場所」へGo！
　でも，残念ながら見つけられたのはコノハミドリガイさんだけでした…（でも，同じチームの約１名だけはちゃっかり見つけていたことがログ付け時に発覚。もちろん大ブーイングを浴びてました。）

ウサギのしっぽのような二次鰓が愛らしいシラユキモドキさん♪

秋は群れのシーズン。タカベの群れに巻かれたりしました。うーん，きもちいい！

老成したゴンズイさん。全然逃げないどころか，突っ込んできてヒヤリとしました。
　下手をしてトゲに刺されたら「イタイ」じゃ済まないもんね。

たぶん，イシダタミヤドカリさんでしょう。２匹でケンカ？それともラブラブ中だったのかしら？？

私は初見だったリュウモンイロウミウシさん。
　恥ずかしがり屋で岩のくぼみにすっぽり収まっちゃいました…

ラストは葉山のシンボルとも言うべきチャガラさん。この子もこれからどんどん美しくなってきますね。