久米島にて３（その４）

RAC872便　久米島(UEO)08:45→沖縄／那覇(OKA)09:20
使用機材　ボンバルディアDHC-8-100

久米島での休暇も今日でおしまい。
始発便で那覇へと向かいます。

夏休みのときは突然の器材故障で欠航を食らったのですが，今回はそんなトラブルはありませんでした(爆)。

さて，搭乗待合室に入ると，窓の外には今回お世話になるボンバルくんの姿が。
数年前に故障しまくって評判がた落ちのボンバルくんですが，ワタシはそんなにキライじゃありません。プロペラ機は低空を飛ぶので地上の景色を楽しめるからね。

そうそう，久米島空港の待合室にはこんな作品が飾ってあります。ちゃんとウメイロモドキがブルーになっていて感心ですね。監修に当たった先生はダイバーに違いありません！

さて，久米島空港のRWY21から離陸。
ベルト着用サインがOFFになってさっそく窓の外にカメラを向けると，ハテの浜の先っぽでした。

この日は天気が悪く，左側の機窓からは雲ばかり。それでも，何とか渡名喜島の写真は撮れました。

慶良間諸島の北側をかすめるルートだったので，渡名喜島の後は左側の機窓からはチービシが見える程度。やがて那覇空港のRWY18に無事着陸しました。

荷物を受け取ったら，職場などへのバラマキ用に「べにいもたると」をお買いあげ。

このあとの乗り継ぎ便までは３時間ほどあります。ANAカウンターで荷物を預けちゃったあとは，モノレール駅でこれ(→)を買いました。

沖縄都市モノレール線　那覇空港(09:36)→古島(09:57)
列車番号37　1000形電車

那覇市内は渋滞がけっこうキツイので，移動はゆいレールが便利です。１日乗車券なら３回乗ればモトがとれちゃいますし，いくつかの施設ではこれを見せると割引になったりします（知ってました？）。
お正月だけに，正面にはステッカーが貼ってありました。

那覇空港駅ではガラガラ。車内の写真も誰はばかることなく撮れちゃいます。
お隣の赤嶺駅からは混雑してきましたけど。

さて，向かった場所は「古島」駅です。
なんでこんなところに行ったのかと言いますと…

こちらへ「初詣」のためでした！

このあたりは住宅街ですが，そのまっただ中にこじんまりと「出雲大社沖縄分社」があるんです。
アラサーから外れかかっている独身としては，一応こーゆーところにも行っておかなきゃね(爆)。

沖縄都市モノレール線　古島(10:21)→儀保(10:25)
列車番号41　1000形電車

さて，お次に向かったのはこちら。
儀保駅です。

この駅，ＪＡＬの機内誌でも「CAさんのおすすめ」として紹介された駅なんです。
周囲は住宅街で何にもないところですが，市街地から首里への急坂を登っていく途中という立地なのでホームからの眺めが最高！
市街地方面には遠く東シナ海，慶良間諸島まで見通せますし…

反対側には首里城が。そしてその上空には那覇空港を発着する飛行機も見えますよ。
暇つぶしにはもってこいの駅です。

沖縄都市モノレール線　儀保(10:37)→奥武山公園(10:55)
列車番号46　1000形電車

さて，次に向かったのは奥武山公園（おうのやまこうえん）駅です。

この駅を降りてちょこっと歩くとこんな(→)看板がありました。
まちがってもカナ表記はできません(爆)！

向かった先は漫湖公園。
漫湖とは，那覇市街を流れる国場川と饒波川の合流部分にできた湿地帯。すぐ下流はもう那覇港なので，「湖」といいつつ実際には汽水の干潟なんです。野鳥の楽園になっていてラムサール条約にもちゃんと登録されています。
もっとも，名前が名前だけにしばしばニュースで登場するたびにクレームまがいの声が上がるとか…

公園には野球場もあります。正月らしく，子供が凧揚げをしてました。
そーいや，最近近所の公園で凧揚げをしている子供って見なくなったな～。

さて，奥武山公園駅に戻ります。
ホームからは現在改修工事中の「奥武山球場」が。今春に工事も終わり，６月には沖縄県内では３５年ぶりにプロ野球の公式戦（横浜vsヤクルト）が行われるんだとか。

沖縄都市モノレール線　奥武山公園(11:25)→那覇空港(11:33)
列車番号52　1000形電車

那覇空港に戻り，空港内のA&Wでお昼ご飯です。
A&Wとは，アメリカ資本のハンバーガーショップ。ちょっと値段は高めですが，とっても美味しくて沖縄に来るたびにここのハンバーガーを楽しみにしてるんです。

注文したのはモッツァバーガー。

ちょっとアップで撮ってみました。
トマトやタマネギもジューシーでホントに美味です。

搭乗開始が迫ってきたので保安検査場に向かうと…

長蛇の列！那覇にも羽田みたいに☆Ｇ専用の検査場を作って欲しいなぁ～！
でも，１０分ほどで検査場は通過できましたけどね。

笑えるのは，「なぜか」外国人の姿が多いこと。
その種明かしは後ほど…

搭乗前に美味しいコーヒーでも飲んでおこうかと，こちらのラウンジへ。
羽田のラウンジはプレミアムクラス利用者などへも開放され混雑するようになりましたが，那覇signetは未だに☆Ｇのみと利用が制限されているので空いています。ラウンジ自体が狭いので，それ以上に開放できないんでしょうね。

ラウンジから見える滑走路の先の海には，久米島からのフェリーがちょうど入港してくるところでした。

そろそろ搭乗口へ。
今回乗る便はこちらです。

ANA2158便　沖縄／那覇(OKA)12:30→東京／成田(NRT)14:55
使用機材　ボーイング767-300ER

帰り便は羽田ではなく，那覇から１便だけ飛んでいる成田行きにしました。
ユナイテッド航空とのコードシェア便になっていることもあって国際線との乗り継ぎのために使う人が多く，搭乗客の９割は米軍関係者。だから，先ほどの保安検査場の列には外国人が多かったんですね。まるで国際線みたいです。

さて，この便にした理由はシートの良さ。国際線機材なので，前方はビジネスクラス用のシートとなっており，足を伸ばしても前の席に届かないくらい広いシートピッチが保たれて
います。おまけに，普通席扱いなので追加料金はゼロだし，特典航空券でも予約時にアサインできてしまいます（特典航空券の場合，プレミアムクラスは当日空席があった場合しか乗れないんです。）。
今回は旧式のシートですが，たまーに最新式のCLUB ANA Asiaを使用した機材を使うこともあります。去年の正月の帰り便はこれに当たってとっても快適でした。

とっても気持ちのいいシートに腰を落ち着け，気分良く那覇空港RWY18から離陸！

あまりの気持ちよさに，ついウトウト…
目を覚ますと，三宅島の上空でした。その向こうに見えるのは御蔵島ですね。

上空の風が強かったため，予定より20分ほど早く成田空港RWY16Lに着陸しました。いいシートに座っていたから，ゆっくり着陸してくれても良かったのにね(爆)。
成田空港からは宇都宮行きの高速バスもあるのですが，東関東自動車道の渋滞が予想されたので今回は京成の特急(←スカイライナーじゃないよ。）とＪＲ東北本線普通列車を乗り継いで帰りました。