ハダカハオコゼ
(カサゴ目フサカサゴ科 Taenianotus triacanthus)



(2007/06/16 八丈島,ナズマドにて。画像を90度回転してあります。)


彼に初めて会ったのは,2006年6月の八丈島でした。
右の写真の彼だけど,ガイドが指さしている先を見ても,「単なる葉っぱじゃん。」と最初は怪訝な顔。
ガイドに「よく見ろ」と言われて,よ〜く見てみると…ようやくおサカナだと認識。
水中で,うねりに揺られている姿は葉っぱそのもの。ホントに擬態の名人でした。


次に出会ったのは夏の石垣島。そこでは岩に化けていたんだけど,暗い岩陰で眼だけがキラキラと光っていて 思わず見とれてしまいました。
そのちょっと横にペアで佇んでいたのが上の写真。

でも,まだ「地味なサカナ」というイメージが抜けきらなかったワタシ。
その印象を払拭したのが上の写真の子でした。周りの色に適応していたのでしょうが, やや赤みがかった色が何とも美しかった。

次に会う子はどんな色を見せてくれるのか,ちょっと楽しみが増えました。


(右上の写真:2006/06/24 八丈島,八重根にて)
(右下の写真:2006/08/27 石垣島,インディアンの塔にて)