オニダルマオコゼ
(カサゴ目オニオコゼ科 Synanceia verrucosa)



(2005/06/23 Guam,HapsReefにて)


沖縄とかグアムとかのリゾートビーチでは「コイツに気を付けろ!」という サカナがけっこういるけど,その筆頭にあげられるのがこの「オニダルマオコゼ」くん。 本人(?)は至っておとなしく,小魚を捕まえるとき以外は岩陰にじーっとしている。
厄介なのは,あまりに岩と同化していて見分けがつかず,「うっかり」踏んづけかねないこと。 素足で踏んづけようものなら,背びれの猛毒により猛烈な痛みに襲われ死亡することもあるとか。
ちなみに,沖縄あたりでは高級食材でもあり,唐揚げにすると素晴らしく美味しいらしい。たしかに, オコゼはみんなおいしいもんね。

右の写真は,石垣島で出会った超特大のオニダルマオコゼ。
ガイドが調子に乗って指示棒でつんつんしていじめていたけれど,そんなことして うっかり刺されたどうすんだよ〜☆
「痛い」じゃ済まないんでしょうね,きっと。

(右の写真:2007/08/29 石垣島,米原ダブルリーフ(南)にて)