アカメハゼ
(スズキ目ハゼ科 Bryaninops natans)



(2019/12/31にて)


枝サンゴの上でちょこんと佇んでいるハゼさん。
透き通った身体に蛍光ピンクの大きな眼。まあ文句なしの美しさです。

大きさは1cmちょっと。ガラスハゼさんと似たような身体だけに、動きも似ていて 逃げる時は一瞬。瞬間移動のようにさっと姿をくらまします。警戒心もそこそこあって、 クローズアップレンズを使って撮ろうとしても寄るのは一苦労です。
でも、逃げるにしてもせいぜいサンゴのテーブルの中ですし、お仲間は近くにたくさん群れているので「ああっ!」と空(水面?)を仰ぐ必要はありませんけどね。慣れてくると、警戒心のピーク時だけちょこっとホバリングして元に戻る、なんて動作に変わります。その動きがまた可愛らしいんですが・・・

写真は大晦日の沖縄本島ゴリラチョップで撮ったもの。
この日は北風ピューピューの極寒だったのですが、この子の美しさに寒さも忘れてひたすらカメラのモニターを見つめていたのでした。