キヌバリ
(スズキ目ハゼ科 Pterogobius elapoides)



(2011/09/16 葉山,芝崎にて)


葉山を代表するサカナと言えば,チャガラとこのキヌバリでしょう。
南の海にはいない,バリバリの温帯種のこの子。一見地味だけど,よーく見ると真っ赤な背びれや 黄色がかった顔,というようにけっこうカラフルなんです。
それと,日本海にいる子(7本)と太平洋にいる子(6本)とでシマの数が違うことでも有名。ワタシがお世話になっている 葉山のショップのオーナーは「いつか日本海型のキヌバリを葉山で見つけてやる!」と鼻息を荒くしておりますけどね。

「キヌバリ」という名前は,鱗がなめらかで「絹を張ったような」肌だから…と化粧品メーカーが興味を持ちそうな由来なのですが, ハゼの仲間って皆さん同じなんじゃないの?と言いたくもなります。