(スズキ目イスズミ科 Kyphosus pacificus) (2009/08/03 久米島,ウーマガイにて) |
エキジット間際の安全停止中に,群れで現れたこの子達。 群れで岩から岩へとエサをついばみながら移動する姿がどことなく八丈島のナズマドで よく見かけるメジナの動きに似ているなぁ〜と思ったら,やっぱり親戚のような 間柄でした。 この子の和名が付いたのは1976年。アメリカから返還されたばかりの小笠原で 見つかったのがきっかけなんだとか。 ちなみに,イスズミさんの仲間には「イスズミ」,「ミナミイスズミ」,「ノトイスズミ」 の3種類があるんだけど,どれもこれも,見分けが出来ないほどのそっくりさん。ホンキで 同定するにはヒレの軟条を数え上げるしかありません。 というわけで,↑の子も「ミナミイスズミは小笠原&南西諸島に多い。」という経験則のみ でミナミイスズミさんということにしてみましたけど,違ってるかも。 |