(キンメダイ目イットウダイ科 Myripristis berndti) (2010/08/01 久米島,シチューガマにて) |
深場の岩陰を覗くと,大抵こいつらが群れている。 一見キンメダイに見えるけど,本家キンメダイさん達がいるのは水深200m〜700mの 深海。我々ダイバーの限界は40m(50mまで潜ったというオロカモノもいるようだけど…) だから,ゼッタイに会えません! 夜行性の彼ら,普段は20m前後の岩陰で群れているんだけど,よーく見るとアカマツカサくん たちに紛れてキビレマツカサもいたりする。ひょっとして,ハーフなんかもいるのかな〜? 最近,ダイバーが目にしてきた「アカマツカサ」は実は「ナミマツカサ」という種類だという話がありました。 両者の違いは, 1 アカマツカサは下あごが極端に突出している。(ナミマツカサは突出せず口が丸い。) 2 アカマツカサは背びれが黄色くなる。(ナミマツカサは一様に赤い。) だそうですが,1は比べてみないとよーワカランし,2はそもそも背びれなぞ大抵折りたたまれてるから 分からん! ま,確率的にナミマツカサさんの可能性の方が高そうなので,そっちにしておきます。 |