ピグミーシーホース
(トゲウオ目ヨウジウオ科 Hippocampus bargibanti)



(2013/08/03 恩納村,ホーシュー)


そこそこ潜ってるダイバーにとってはアイドル中のアイドル。この子を見たくて,撮りたくて 八丈島やら沖縄やらに行くヒトも少なくないはず。

この子の存在が知られるようになったのは1990年代のこと。そしてそれから20年足らずの間に次々と お仲間が見つかったのはまさにダイバーの執念でしょうね。当初はこの"bargibanti"を指していた 「ピグミーシーホース」という名も,現在では「小型のタツノオトシゴの仲間」の総称になりつつ あります。

ワタシがこの子に初めてあったのは2007年の八丈島,ナズマドでのこと。
その後,再会したくて,撮り直したくて,出現のウワサを聞きつけては八丈島に行ったり久米島の深場で ウミウチワを探したり…
で,ようやく再会できたのが上の写真。結局6年もかかっちゃいました。
決して「激レア」ではないんだけど,生息水深は深いし(-25m以深)「ここなら確実」という場所もない。そして 何よりも見た目のかわいらしさ・愛らしさ。

ダイバーを魅了するには十分すぎる,悪魔的なかわいらしさを持つ子です。