タツノオトシゴ
(トゲウオ目ヨウジウオ科 Hippocampus coronatus)



(2006/12/09 葉山,芝崎にて)


タツノオトシゴといわれるモノのほとんどが,実はハナタツだということは,たいていの ダイバーが知っていることですよね。
じゃあタツノオトシゴとハナタツの区別ってなに?と思って調べたら,何を見てもすごく曖昧。
タツノオトシゴはハナタツに比べて
  @頂冠(頭の盛り上がっているやつね)が盛り上がっている。
  A全身がつるっとして皮弁が少ない。
  B口と尾がやや長い。
  C三浦半島の藻場で見られる程度で,伊豆での生息数が少ない。
らしいんだけど,Wikipediaによれば「他の種類より頭頂部の突起が太いのが特徴だが、突起が低い個体もいる。 また、ハナタツのように全身に海藻のような枝分かれした突起があるものもいる」らしいから,上の区別も あてにならないなあ。しまいには,「外見は互いに似通っており、同定はかなり難しい(Wikipedia)」なんて 書かれちゃっているし。
一応,上の@〜Cを参考にタツノオトシゴと同定したけど,実はハナタツかも。